全世界にユーザーを持つ巨大SNSのひとつ、twitter。その便利さを「農業」に生かそうとするシステムをご存知でしょうか?twitterは若者が利用する印象が強いため、農業との結びつきが薄いように感じますが、組み合わせることで驚きの手軽さと便利さが生まれるのです。
今日はそんなtwitterと農業を掛け合わせたサービス「ワイヤレスセンサーSNSゲートウェイ」をご紹介します。
農業がtwiterと連携?その概要に迫る
今回紹介するサービスは、Twitterで手軽に畑の環境をモニタリングできるというもの。手元のスマホとtwitterで畑の環境を手軽にデータ共有することができます。
現在、株式会社一ノ瀬が開発・サービス提供をしています。
データを共有するとなると、高価な機材が必要に思えますが、このサービスの利点は「低価格かつ複雑な作業がない」ということ。
そのため、初めてセンサをあつかう小規模事業者様にも安心してお使いいただけます。実証実験用や植物の維持管理の目安にも。
畑にいなくても、あらかじめ設定したスケジュールで「気温・湿度・飽差」などが自動的にツイートされます。値が異常値を示した場合は、警報メールで即座に知ることも可能です。
農業EXPOでも注目される、農×twitterの可能性
インデックス大阪で開催された第一回関西農業ワールド次世代農業EXPOでも、twitterという、誰でも気軽に登録し利用できるSNSの便利さが好評だった、本サービス。その未来性と多くの企業や人々への実用化が認められています。
想定用途としては、ビニールハウスや植物工場、キノコ栽培、ワインセラー、冷蔵庫・冷凍庫、穀物保管庫など様々なことへの利用が期待されています。
また、集中監視ではなくSNSを利用することに、より多くの人との情報共有することも可能です。
SNS×農業の未来性と今後の展望は?
今回取り上げた株式会社一ノ瀬は、バルブのプロフェッショナルです。バルブ会社がtwitterを活用したサービスを提供するということは、想像しにくいかもしれません。
しかし一ノ瀬は、これまで『流体制御のスペシャリストとしてスムーズな流れの提供をし、快適で明るい未来を目指す』というビジョンを掲げ、これまで様々な取り組みをしてきました。このように、SNSやIoT技術を活用した新システムや、プロダクトは今後より増えると予想されています。
これからも生まれるであろう、私たちの予想をはるかに超える新サービス・プロダクトの情報を各種イベントでキャッチアップしてみてはいかがでしょうか?