日本の農業機械業界では、「農業従事者の高齢化」や「担い手不足」など問題を抱えており、それらを助けていくと期待されている最先端技術を駆使した農業機械が注目されています。
今回紹介するイベントではこれからの日本の農業に変化をもたらすロボットや設備が展示されます。ぜひイベントに参加して、日本最大の食糧供給率を誇る十勝で日本の農業の未来について一緒に考えてみてはいかがでしょうか?
国際農業機械展とは?イベント開催の趣旨と主催団体について知ろう
国際農業機械展は、少子高齢化や国民の農業就業人口減少の問題を抱えている日本の農業の発展を支えていくと期待されているGPSやICT(情報通信技術)、ロボット技術等を活用した機械の展示が行われるイベントです。今回で第34回開催となる国際農業機械展は、4年に1度「日本最大の食糧供給地である北海道の十勝」で実施。今回は最先端技術を搭載した高性能で高能率、省力化に特化した最新鋭の農業機械が展示される予定です。
このイベントを通して、日本一の大規模農業が営まれている十勝農業の魅力を世界に発信するとともに、農業従事者の高齢化や、担い手不足などの構造的な問題が生じている農業の方向性について、今後を語り合える場として「第34回国際農業機械展in帯広」が開催されます。主催はホクレン農業協同組合連合会、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会で特別協力団体が十勝地区農業協同組合長会です。開催委員会の名誉顧問は北海道知事の高橋はるみさんです。
国際農業機械展
http://iams-obihiro.com/
どんな機械が展示されているの?第34回国際農業機械展の展示機械紹介
「第34回国際農業機械展 in 帯広」で展示されている農機を紹介します。
今回のイベントでは動力機、作業機、先進技術関係、施設整備、バイオ関係、糞尿処理、農作業事故防止というジャンルに分かれて展示されています。
動力機部門ではトラクター、耕うん機、原動機が展示され作業機部門では畑作、水田、野菜、酪農畜産関連の耕起整地・施肥は種・肥培管理、収穫・積込運搬等機械が展示されます。先進技術関係部門では農業用ロボット、ICT(情報通信技術)、GPSガイダンス、ドローンなど、これから日本の農業に変化をもたらすであろう機械が展示されます。
また、施設設備部門では酪農畜産用機械設備・農畜産機械設備・加工製造用機械設備といった酪農・畜産業には欠かせない機械が展示されます。そしてバイオ関係部門ではバイオテクノロジー関連機械といった科学技術を駆使した機械が展示され、糞尿処理部門では糞尿処理関連機械及び施設が展示されます。最後に、農業作業事故防止部門では農業安全機械器具の展示が行われます。
日本農業の未来がこのイベントに詰まっている!入場無料の4年に1度の農業機械展示会
このイベントに参加するための特別な申請などはなく、入場無料で誰でも参加することができます。
公式HPにて開催期間や場所、出展企業情報を得ることができるため、公式HPの閲覧をおすすめします。入場料は無料で農業に携わっている方はもちろん、これから農業を始めようと考えている方、農業に興味を持っている方などどなたでも入場できますので、このイベントを利用してこれからの日本の農業について考えてみてはいかがでしょうか。