スカイツリーのお膝元、押上。
街を歩けば、昔ながらの職人さんの工場があったり、裏道を歩いてみたら、のら猫が道の真ん中で堂々とお昼寝していたり。古き良き時代の街並みを残しながらも、スカイツリーを中心に再開発が進むこの街に、物語の舞台、井上家はあります。
都内の事業会社で働く旦那さんと、料理上手な奥さん。
5歳と1歳の元気でかわいい2人の息子さんの4人が暮らす、賑やかな井上家。
この家においしい野菜が作れる、水耕栽培キット「やさい物語」がやってきたら…?やさいと暮らす、井上家のやさい物語、はじまります。
家で簡単に野菜が育てられる?やさい物語との出会い
農林水産省が主体となって開催する「ジャパンハーヴェスト丸の内農園」にFARM PARK PROJECTがブースを出展したのは、昨年2017年11月のこと。
「わたし、ときめく、農業男子」に登場する農業男子たちの紹介や、色とりどりの野菜を使ったインスタ映えする「フォトブース」とともにお披露目したのが、やさい物語でした。
井上家がやさい物語に出会ったのも、FARM PARK PROJECTのブースに立ち寄ったのがきっかけ。水耕栽培という、まだ珍しいプロダクトを目にして、どんな感想を持ったのでしょうか?
井上(奥さま):
子どもが興味を持っていたこともあって、これまでに何度も自宅のベランダで野菜の栽培を試みてきました。トマト、オクラ、ナス・・・。いろいろ育てましたね。土づくりから水やりの頻度など、必要な情報はWebサイトでチラッと読んだ程度で、それでもなんとか育つだろうと思ってトライしてました。
気がついた時に水やりや間引きをしていたのですが、まったく育たず枯れてしまうケースがほとんどで、うまく育てられたことがなくて。
そんなことを繰り返しているタイミングで「やさい物語」をジャパンハーヴェストで見つけたんです。
これならサボり癖のある私たち家族でも育てることができるんじゃないか?と思い、すごく興味を持ちました。それに加えて、単純にこの水耕栽培という手法をやってみたいと思いました。
我が家に「やさい物語」がやってきた!どこ置く?何する?
これまで幾度となく、野菜の栽培にチャレンジするものの、満足のいく結果が得られなかった井上家。
今回は、そんな井上家のみなさんに、土を選んだり、日差しに気をやったり、水やりをする必要がない、水耕栽培キット「やさい物語」を育ててもらいます。
FARM PARK PROJECT:
お家にやさい物語がやってきましたね。製品のダンボールを開けて、やさい物語を見たとき、家族のみなさん、どんな反応でしたか?
井上(旦那さま):
配送されてきて、すぐに子どもが段ボールから取り出していました。実物を見た妻は「小さい!」、子どもは「かっこいい!」でした。僕は過去の栽培の失敗体験から「こんな機械で本当に育つのか?」「これで育たなかったら本当にどうしよう?」と疑心暗鬼でした(笑)。
FARM PARK PROJECT:
実際にどこに置くか…。いろいろと検討しますよね。どこに設置することに決めたのですか?
井上(奥さま):
設置場所はあまり邪魔にならないリビングのベランダ側で、と決まっていたのですが、子どもが「ぼくが育てる!」という発言もしていたこともあって、子どもがいつも座っているダイニングテーブルの子どもの椅子の隣になりました。想像していたより機械自体が小さかったことともあって、そのおかげでそこに置くことができました。
FARM PARK PROJECT:
置く場所も決まり、いよいよ野菜を育て始めるわけですが、実際に設置してみていかがですか?
井上(旦那さま):
想像していたより遥かに小さかったために、この中でどう育つのか不安な気持ちになりました。でも、現代の最新技術を信じています(笑)
見た目のデザインも我が家のリビングのトーンにマッチするシンプルなものだったので、そこはとても良かったなと思います。妻は安心していました。
FARM PARK PROJECT:
空間に馴染むようなデザインにしていたので、まさにその通りになったようで、嬉しいです。やさい物語は種から育てるわけですが、育てる上で不安などはありますか?
井上(旦那さま):
種が割れて芽が出るところを観察できるので、逆にとても楽しみですね。子どもが喜ぶシーンが今から想像できます。バジルの種の中に1つだけお気に入りの種があるようで、「きみが一番に育つんだよー」と話しかけています(笑)なんでお気に入りなのかは知りません(笑)
井上(奥さま):
やさい物語のキットの中には、「バジル」と「サニーレタス」の種がありました。料理に使いやすいということもあり、当初は「バジル」だけにしようと話していたのですが、子どもが「バジル」をあまり得意としていないこともあり、両方を育てることにしました。これがキッカケで子どもが「バジル」を好きになってくれたらいいなって思っています。
それと両方を育てることによって、それぞれの違いなども学べたりしたらいいですね。種から育てる楽しみは、そういったところにもあるのかな、と思っています。
本体に種をセットし、芽が出るのを待つのみとなった井上家。
無事に種から芽は出るのでしょうか....?
次回の「井上家のやさい物語」は、やさいの成長に迫ります。
ぜひお楽しみに!