水耕栽培のメリット、デメリット

自宅でハーブや葉物野菜の収穫をする生活。

ロハスなど自然派志向が高い人にとって、自宅での水耕栽培は興味が尽きない。ひょっとしたら一度は挑戦したことがあるかもしれないが、結果はいかがだろうか。

 

水耕栽培のメリットは、土耕栽培のように屋外で自然のままに育てるのではなく、日照量や室温など栽培環境を調整できる点だ。うまく環境を整えることができれば、栽培したい植物のシーズンに捉われない栽培が可能になる。日常的に料理に使いたいハーブなどを栽培すれば、多少食費の節約にもなるだろう。

 

しかし、デメリットも当然ある。自宅での水耕栽培は、日照時間の調整や栽培キットの設置、管理に慣れるまで、「難しい」と感じることがある。

 

また、多量に栽培する場合は、疑似太陽光としてLEDライトを設置することもある。本格的に水耕栽培を行うには、設備投資が多少必要になる点も、デメリットのひとつかもしれない。

 

 

水耕栽培がうまくいかない理由

ハーブの育成は比較的難易度が低いと言われているが、それでも失敗する場合は3つの原因が考えられる。

 

ひとつ目は日照量だ。日照量が多くても少なくても成功しないのである。

そしてふたつ目は、水分量の調整ミス。与えすぎて根腐れを起こしてしまったなどという失敗談も尽きない。

最後みっつ目は、根を育てるための土台であるスポンジなどが固すぎて、根を張れないケースだ。

 

しかし、昨今は初心者でも簡単に水耕栽培を「成功」させることができる。

それは、種をセットして以降、収穫まで放置するだけの、至れり尽くせりなアイテムがあるのだから失敗しようがない。

 

 

人気のハーブをペットボトルで簡単に育てられる水耕栽培キットも登場

https://www.instagram.com/p/BS2bjgTjctD/?tagged=%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E6%A0%BD%E5%9F%B9

身近なコンビニでも販売されている、ペットボトルできる水耕栽培キットをご存知だろうか。メーカーによりライナップが異なるが、プチトマトやハーブ、イチゴなどが人気だ。

 

いずれもペットボトルに水を入れ、飲み口にスポンジなどの種まきパーツを接続する。

説明書通りセットしたら、条件にあう窓辺などに置くだけで、ぐんぐん育つのだ。

 

ローソンでは税込500円の「エコ菜園キット」を取り扱っている。人気のパクチーや枝豆も栽培できるので、水耕栽培入門編として、ペットボトルでの水耕栽培キットを試してみてはいかがだろうか。

 

水耕栽培の楽しみが理解できたら、今度はもう少し初期投資をして、スペックの高い水耕栽培キットを導入してみるのも良いだろう。

 

 

難しそうに思われがちな水耕栽培だが、最近は水耕栽培キットをプレゼントしたという声も聞く。手軽に楽しめるキットの存在が、水耕栽培をすることへのハードルを下げてくれたのだ。物は試しに、お好きなものをリサーチしてみることをおすすめする。