「農」と聞いて、真っ先に何を思い浮かべるのはなんでしょうか。
土を耕して畑を作り、穀物や野菜を育てること?それとも農業を営む人?
はたまた、今日のお昼に食べた野菜のこと?

普段意識をしないだけで、意外と側にある「農」の存在。

一般生活者にとって、「農」と聞いて思い浮かべるものは何か。
わたしたちと農の距離を知るために、

「あなたにとって農とは?」

そんな問いかけを、男女100人に尋ねてみました。

 

「農」はいつか挑戦してみたい。
そんな「趣味・憧れ」の存在だ。


男性の中で多かったのが、

・いつか自分の農園を持ってみたい。
・趣味として、週末菜園をやってみたい
・憧れの存在

そんな風に、農を「趣味・憧れ」の対象と捉えている回答。
飛び込もうと思っても、なかなかチャレンジすることができない、高い壁。
だからこそ、いつかやってみたい。男性にとって「農」は憧れの存在と言えるでしょう。

 

 

「農」は、自然と側にあるもの。
人を育てる、優しい存在。


男性と比べると、「農」の存在を身近に感じている女性たち。

・人の命(からだ)を育むもの
・わたしたちの生活を支えてくれるもの

日頃から「食」を通じて、農に接することの多い女性ならではの回答と言える結果です。
身近で感じることが多い分、農を「人を支える大切なこと」として捉えているのかもしれません。

 

 

雨にも負けず、風にも負けず。
自然を相手にする「農」が持つ苦のイメージ。


「農」に対して思い浮かべるのは、ポジティブなことだけではありません。

作物という生きているものを相手にするからこそ。
農作物を育てる日々の活動は、従事している者以外の目には、「きつい・辛い」といった苦労が色濃く見えてしまうものであるということが、顕在化しました。

 

 

近いようで遠い「農」との距離を埋めるのは、ほんの少しでも、農に触れること。


100人の回答から見えてきたこと。
それは、日々接する機会が多いにもかかわらず、自分とは無縁のような、遠い国の出来事のような感覚を抱いていることです。

都市に住んでいても、週末だけ土に触れること。
マルシェで生産者と雑談をすること。
今日食べた野菜のことを思い出すこと。

わたしたちの生活の中に、どれだけ「農と触れる」きっかけを作り出すことができるか。

それが、農とわたしたちの距離を埋める近道だと、わたしたちFARM PARK PROJECTは想っています。

これから、この取り組みを通じて、みなさまにお届けする「農」コンテンツも、いかに接点を作るか。この視点を大切にしていきます。